乾いた風が吹き抜ける、遠い惑星の荒野。
そこで出会うのは、一族から追放された若きプレデターのデクと、ウェイランド・ユタニ社製のアンドロイド、ティアです。
人間を狩る恐ろしい存在として描かれてきたプレデターが、今回は物語の主人公になる。
その時点で少し驚かされますが、本作が新しいのは、ただ立場を入れ替えただけではありません。
過酷な惑星を生き抜くサバイバル、シリーズらしい荒々しいアクション、そしてデクとティアが組むことになる意外な面白さ。これまでの「プレデター」を知っている人ほど戸惑いながらも、いつの間にかデクの旅を応援しているのではないでしょうか。
一方で、舞台が遠い未来の惑星へ移ったことで、「シリーズのどこに位置するの?」「過去作品や『エイリアン』とのつながりは?」「ウェイランド・ユタニ社は何をしているの?」と気になるところも増えました。
この記事では、ネタバレをできるだけ避けながら、『プレデター:バッドランド』のあらすじ、世界観、シリーズ時系列、ウェイランド・ユタニ社との関係を整理します。入場者特典やグッズ、続編情報についても、確認できる範囲でまとめました。
初めてシリーズに触れる人にも、過去作品を追ってきた人にも、観る前の予習や観たあとの振り返りに使えるガイドになればうれしいです。
『プレデター:バッドランド』とは(基本情報)
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『プレデター:バッドランド』は、2025年に公開された「プレデター」シリーズの長編映画です。
監督は、『プレデター:ザ・プレイ』やアニメ映画『プレデター:最凶頂上決戦』でもシリーズに新しい視点を持ち込んだダン・トラクテンバーグ。今回はシリーズで初めて、プレデターを物語の主人公として描いています。
これまで人間側から見れば、プレデターは姿の見えない恐怖であり、命を狙う圧倒的な敵でした。ところが本作では、その内側にある文化や掟、家族との関係まで物語の中心へ入ってきます。
だからといって、プレデターを人間らしく描き直した作品ではありません。デクには荒々しさも、戦士としての誇りも、簡単には譲れない価値観も残っています。その異質さを保ったまま、観客が彼の旅を応援できる形へ変えたところが、本作の面白さです。
| 原題 | Predator: Badlands |
|---|---|
| 日本公開日 | 2025年11月7日 |
| 上映時間 | 約107分 |
| ジャンル | SF/アクション/サバイバル |
| 監督 | ダン・トラクテンバーグ |
| 日本の映倫区分 | G(年齢にかかわらず鑑賞可能) |
| 劇場フォーマット | IMAX/4DX/ScreenXなど ※上映館によって異なります |
年齢制限がG区分なのは、シリーズの印象からすると少し意外かもしれません。ただ、怖さを弱めたというより、血の色や見せ方を工夫しながら、シリーズらしい激しさを残した作品という印象です。
長く“狩る側の恐怖”として描かれてきた存在を、その文化や生き方から見つめ直す。『プレデター:バッドランド』は番外編というより、シリーズの世界を内側へ広げた完全新章と考えるのが近いでしょう。
あらすじ|追放された戦士とアンドロイドの旅

※ここでは、公式に発表されている範囲を中心に、物語の核心へ触れないネタバレなしのあらすじを紹介します。
一族から追放された若き戦士・デク
物語の主人公は、一族から追放された若きプレデター、デク(Dek)です。
デクは戦士として未熟で、一族の中では弱い存在と見なされています。プレデターにとって狩りは、ただ獲物を倒す行為ではありません。自分の強さを証明し、戦士として認められるための大切な儀式でもあります。
追放されたデクは、自分の価値を証明するため、誰も仕留められない究極の獲物を求めて旅立ちます。これまで人間を追い詰めてきたプレデターが、今回は居場所を失った挑戦者になる。その立場の逆転が、本作の大きな入口です。
宇宙一危険な惑星ジェナ
デクがたどり着くのは、ジェナ(Genna)と呼ばれる遠い惑星です。
鋭い草木や襲いかかる植物、巨大な生物まで、そこに存在するものの多くが命を脅かしてきます。強力な武器と狩りの技術を持つプレデターでさえ、少し油断すれば獲物になってしまう場所です。
本作の「バッドランド」とは、単に荒れ果てた土地という意味ではなく、惑星全体がひとつの巨大な捕食者のように動く、生存困難な世界を指しています。
デクがジェナへ降り立った瞬間、シリーズでおなじみだった「狩る者」と「狩られる者」の立場が揺らぎ始めます。この少し意地悪な逆転が、観ていてなかなか面白いところです。
半身のアンドロイド・ティアとの出会い
危険な惑星でデクが出会うのが、下半身を失ったアンドロイド、ティア(Thia)です。
ティアは「エイリアン」シリーズにも登場するウェイランド・ユタニ社によって造られた存在です。警戒心が強く、必要なことしか話さないデクに対し、ティアはよく話し、状況を分析しながら行動します。
性格も目的もまるで違う二人ですが、デクにはジェナについての知識が必要で、ティアには移動を助けてくれる相手が必要でした。互いを完全には信用していないまま、二人はそれぞれの目的のために手を組みます。
強い肉体を持ちながら孤立しているデクと、豊富な知識を持ちながら自由に動けないティア。足りない部分を補い合う組み合わせは、思っていた以上に軽やかで、荒々しい物語の中に少し不思議な温度を生み出しています。
究極の獲物・カリスクを追う
デクが狙うのは、ジェナの頂点に立つ巨大生物、カリスク(Kalisk)です。倒すことができないと恐れられるこの生物を狩れば、デクは戦士としての力を証明できます。
しかし、獲物を追えば追うほど、デクは自分が信じてきた強さや狩りの掟を問い直すことになります。カリスクとの戦いだけでなく、デクがどんな戦士になるのかが、この旅のもうひとつの見どころです。
世界観|プレデターの文化・掟・名誉が“内側”から描かれる

『プレデター:バッドランド』の大きな変化は、プレデターという種族の社会を、これまでよりずっと近い場所から描いたことです。
過去シリーズでも、彼らが無差別に命を奪うだけの怪物ではないことは示されてきました。強い相手を獲物として選ぶこと、狩りに独自の規律を持つこと、倒した相手を戦利品として残すこと。そこには人間とは異なる、彼らなりの価値観があります。
ただ、これまでは人間側から垣間見る程度でした。本作では若きヤウージャであるデクを主人公にすることで、彼らが何を名誉とし、どのように戦士の価値を決めるのかが、物語の土台として描かれます。
ヤウージャにとって狩りは“強さを証明する行為”
プレデターの種族は、シリーズのファンからヤウージャ(Yautja)と呼ばれています。彼らの社会では、危険な獲物を仕留めることが、戦士としての強さや名誉につながります。
大切なのは、ただ勝つことではありません。どれほど危険な相手に挑み、どのような方法で狩りを成し遂げたのか。その過程まで含めて、戦士としての価値が決まります。
監督のダン・トラクテンバーグは、ヤウージャ文化を考えるうえで、古代スパルタのような戦士社会や『コナン・ザ・グレート』に描かれる文化を意識したと語っています。家族や共同体の中でも、情より強さが優先される厳しい世界です。
デクが背負っているのは、一度の狩りに失敗できない緊張だけではありません。「強くなければ自分の居場所を持てない」という、ヤウージャ社会そのものの重圧です。
デクは“人間らしいプレデター”なのか
デクには未熟さや迷いがあり、ときには観客が応援したくなる表情も見せます。そのため、これまでのプレデターより人間的に感じるかもしれません。
けれど、本作はデクを人間と同じ価値観へ置き換えているわけではありません。彼はあくまでヤウージャであり、狩りを誇りとし、戦うことをためらわない存在です。
その異質さを残しながら、弱い立場に置かれた者の視点を与えたことで、観客との距離が少しだけ縮まっています。恐ろしさを消して親しみやすくしたのではなく、恐ろしい存在にも、その種族なりの社会と生き方があると見せてくれるのです。
恐怖の象徴から、ひとつの種族の物語へ
これまでのシリーズでは、人間がプレデターの目的を完全には理解できないことも、恐怖のひとつでした。本作はその謎をすべて説明するのではなく、ヤウージャ側へ視点を移すことで、同じ存在をまったく違う角度から見せています。
外から見れば残酷な掟も、その社会の中では生き方を支える基準になっている。けれど、その基準からこぼれ落ちた者はどう生きればよいのか。デクの旅は、そんな問いから始まります。
『プレデター:バッドランド』は、プレデターを単純に優しい存在へ変えた作品ではありません。長く恐怖の象徴だった彼らを、文化と歴史を持つひとつの種族として描き直した作品なのだと思います。
シリーズの時系列|『バッドランド』はどこに位置する?

「プレデター」シリーズは、作品ごとに舞台となる時代や場所が大きく変わります。そのため、『プレデター:バッドランド』がどこに入るのか、少し分かりにくく感じるかもしれません。
結論からいうと、本作の具体的な西暦は公表されていません。ただし公式情報では、過去シリーズよりもはるか未来を舞台にした物語と説明されています。
主な「プレデター」作品を時系列で整理
物語の年代が確認できる主な作品を並べると、次のようになります。
| 物語の時代 | 作品 | 主な舞台 |
|---|---|---|
| 1719年 | 『プレデター:ザ・プレイ』 | 北米大陸 |
| 1987年 | 『プレデター』 | 中米のジャングル |
| 1997年 | 『プレデター2』 | ロサンゼルス |
| 現代に近い時代 | 『プレデターズ』 | 未知の狩猟惑星 |
| 2018年 | 『ザ・プレデター』 | アメリカ |
| 遠い未来 | 『プレデター:バッドランド』 | 惑星ジェナ |
※『エイリアンVS.プレデター』シリーズは、両シリーズを交差させたクロスオーバー作品のため、上の表では除外しています。また、『プレデター:最凶頂上決戦』は複数の時代を描くアンソロジー作品です。
ウェイランド・ユタニ社の存在が示す“未来”
本作が遠い未来を舞台にしていることを感じさせるのが、ティアを造ったウェイランド・ユタニ社の存在です。
ただし、『バッドランド』の具体的な西暦や、『エイリアン』本編との正確な前後関係は公表されていません。現時点では、二つのシリーズの接点を示しながらも、ひとつの年表へ完全に固定してはいないと考えるのが自然です。
ウェイランド・ユタニ社とティアが持つ意味については、次の章でもう少し詳しく見ていきます。
過去作を知らなくても楽しめる完全新章
舞台は遠い未来ですが、物語の中心となるデクやティアは本作から登場するキャラクターです。過去シリーズの主人公を引き継ぐ続編ではないため、『プレデター』を初めて観る人でも物語についていけます。
一方、シリーズを知っている人には、ヤウージャの狩りの文化や装備、ウェイランド・ユタニ社とのつながりなど、気づける要素がいくつもあります。
単独でも楽しめるけれど、過去作を知っていると世界の広がりがもう少し見えてくる。『プレデター:バッドランド』は、そんな入りやすさと奥行きを両立した新章です。
ウェイランド・ユタニ社製アンドロイド・ティアが示す“エイリアン宇宙”との接点

ティアがウェイランド・ユタニ社によって造られたアンドロイドであることは、『エイリアン』シリーズを知る人にとって見逃せない設定です。
ウェイランド・ユタニ社は、宇宙開発や惑星調査、アンドロイド製造を手がける巨大企業として、『エイリアン』の物語に深く関わってきました。その名前とロゴが「プレデター」の本編へはっきり持ち込まれたことで、二つのシリーズの距離はこれまで以上に近くなっています。
ウェイランド・ユタニ社とは
『エイリアン』シリーズにおけるウェイランド・ユタニ社は、人類の宇宙進出を支える一方で、未知の生命体を利益や軍事利用へ結びつけようとしてきた企業です。
同社が造る人工生命は、一般にアンドロイドやシンセティック(合成人間)と呼ばれます。人間そっくりの外見と高度な知性を持ちながら、企業から与えられた任務や命令に縛られている点も、シリーズで繰り返し描かれてきました。
ティアも、その流れに連なる存在です。ただし、過去作のアンドロイドをそのまま繰り返したキャラクターではありません。明るくよく話す彼女には独特の親しみやすさがあり、無口で警戒心の強いデクとの対比が生まれています。
『エイリアン』と同じ時系列なのか
ウェイランド・ユタニ社の登場は、二つのシリーズが世界観を共有していることを強く意識させます。ただし、『バッドランド』が『エイリアン』シリーズの何年後、あるいは何年前なのかは、公式には示されていません。
「エイリアン」と「プレデター」は、『エイリアンVS.プレデター』ですでに交差しています。一方で、クロスオーバー作品を本編の年表へどこまで含めるかについては、シリーズごとに整理の仕方が異なります。
そのため現時点では、ウェイランド・ユタニ社という共通要素によって接点は明確になったものの、すべての作品をひとつの年表へ固定できるわけではないと考えるのが安全です。
本作も、ゼノモーフとの本格的な対決を描くための作品というより、広い宇宙のどこかで二つの物語がつながっていることを感じさせる作りになっています。
半身のティアが受け継ぐ“人間と機械”の問い
下半身を失っても思考し、話し、自分の目的を持ち続けるティア。その姿からは、『エイリアン』シリーズが何度も描いてきた「人間と機械の違いは何か」という問いも見えてきます。
身体は人工物でも、彼女の言葉や選択はときに人間以上に柔らかい。一方、生身のデクは感情を表へ出さず、強さだけを信じようとします。この対照的な二人を組ませたことで、人間らしさを外見だけでは決められない面白さが生まれました。
ウェイランド・ユタニ社の登場は、ファンへ向けた小さなサービスだけではありません。ティアというキャラクターを通して、「エイリアン」が長く問い続けてきた人工生命のテーマを、本作へ自然に運び込む役割も担っています。
ティア役や日本語吹き替えについて知りたい方へ
入場者特典|日本オリジナル「デクのPETスタンド」
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『プレデター:バッドランド』の日本公開時には、プレミアムフォーマットの鑑賞者を対象に、主人公デクを描いた日本オリジナルのPETスタンドが入場者特典として配布されました。
透明な素材へデクの姿を印刷し、組み立てて飾れるスタンド型のアイテムです。アクリルスタンドに近い見た目ですが、素材はアクリルではなくPETです。
荒野に立つデクを小さなスタンドとして手元へ残せるため、映画館で観たときの空気を思い出せる記念品になりました。ポスターやカードとは違い、机や棚へそのまま飾りやすいところも、少しうれしい特典です。
配布日・対象フォーマット
| 特典名 | デクのPETスタンド |
|---|---|
| 配布開始日 | 2025年11月6日(先行上映日) |
| 対象 | 対象となるプレミアムフォーマットの鑑賞者 |
| 対象フォーマット | IMAX/Dolby Cinema/4D/ScreenX/ULTRA 4DX |
| 配布条件 | 鑑賞者1人につき1個・数量限定 |
通常の2D上映を含むすべての鑑賞者へ配られたものではなく、対象となるプレミアムフォーマット限定の特典でした。また、数量限定だったため、劇場ごとに在庫がなくなり次第終了しています。
現在も入手できる?
入場者特典の配布はすでに終了しており、公式から再配布の案内も確認できません。
中古品や個人出品が見つかる場合はありますが、価格や保存状態には差があります。入手を検討する場合は、傷や欠品の有無、出品内容をよく確認してください。
※入場者特典に関する情報は公開当時の公式告知をもとにしています。現在の配布は終了しています。
グッズまとめ|NECA・ホットトイズ・劇場アイテム

『プレデター:バッドランド』からは、デクやティアを立体化したフィギュアを中心に、さまざまな関連商品が発表されています。
荒々しい装備や独特の武器を持つデクは、やはりフィギュアとの相性がよいキャラクターです。価格もサイズもかなり違うため、気軽に飾りたいのか、細部まで作り込まれたモデルが欲しいのかで選ぶとよいでしょう。
NECA|アルティメット・デク 7インチ・アクションフィギュア
NECAからは、トレーニングアーマー姿のデクを再現した7インチスケールの可動フィギュアが登場しています。
差し替え用のフェイスパーツや手首に加え、コンビスティック、ガントレットブレード、ヤウージャの剣、弓などが付属。デクの装備を動かしながら楽しめる、遊びやすさと造形の細かさを両立したモデルです。
NECA公式ストアでは、2026年8月時点で39.99ドルと表示されています。ただし、同ストアの商品配送は地域が限定されており、日本は直接配送の対象に含まれていません。国内で探す場合は、輸入フィギュアを扱う販売店や通販サイトの在庫を確認する必要があります。
ホットトイズ|1/6スケールフィギュア
さらに細部までこだわりたい人には、ホットトイズの「ムービー・マスターピース」シリーズがあります。
| 商品 | 価格 | 発売予定 |
|---|---|---|
|
1/6スケールフィギュア デク |
55,000円(税込) | 2026年12月 |
|
1/6スケールフィギュア デク&ティア |
65,000円(税込) | 2026年12月 |
デクは全高約31cmで、眼球可動ギミックや差し替え式の顎、バイオマスク、弓矢、プラズマソードなどを備えています。
デク&ティア版では、上半身姿のティアをデクの背中へ取り付けることができ、二人で旅をする劇中の印象的な姿を再現できます。値段はかなり本格的ですが、二人の関係まで含めて飾りたい人には惹かれるセットです。
映画館で販売・配布された限定アイテム
劇場公開時には、前章で紹介した「デクのPETスタンド」のほか、一部劇場で『プレデター:バッドランド』デザインのポップコーンボックスも販売されました。
TOHOシネマズでは、2025年11月6日からポップコーンL付きで販売されています。いずれも劇場公開時の限定アイテムで、現在は通常販売を終了している可能性があります。
フリマアプリや中古販売店で見つかることもありますが、価格や状態には差があります。限定品を探す場合は、付属品の欠品や傷、非公式商品との取り違えに注意してください。
フィギュアを購入するときの注意点
予約商品は発売時期が変更される場合があります。また、海外製品や並行輸入品は、国内正規品と価格、保証、パッケージ仕様が異なることがあります。
購入前に、販売元、発売予定日、送料、返品条件を確認しておくと安心です。特に高額なフィギュアは、公式サイトに掲載されている仕様と商品画像を照らし合わせてから選びましょう。
映画本編をもう一度観たい方へ
※商品価格、発売時期、予約受付、在庫、配送地域などは変更される場合があります。購入前にメーカーおよび販売店の公式ページで最新情報をご確認ください。
続編はある?公式発表と監督インタビューから可能性を整理

『プレデター:バッドランド』を観終えると、デクたちの物語にはまだ続きがあるように感じられます。ただし、2026年8月26日時点で『プレデター:バッドランド2』の製作は正式発表されていません。
続編のタイトル、公開日、キャストなども未定です。その一方で、本作の実績や制作陣の発言を見ると、「プレデター」シリーズそのものがここで終わる可能性は低そうです。
シリーズ最高の興行成績が続編を後押し
『プレデター:バッドランド』は、世界興行収入で約1億8,400万ドルを記録し、「プレデター」シリーズの最高記録を更新しました。
さらに配信開始後も多くの視聴者を集め、劇場と配信の両方でシリーズへの関心が続いています。興行成績だけで続編が決まるわけではありませんが、スタジオが次の企画を検討するには十分な結果といえるでしょう。
何より、本作はデクという新しい主人公と、遠い未来を舞台にした新しい世界を作りました。一度きりで終わらせるには、まだ広げられる場所がかなり残っています。
監督には“次のプレデター企画”がある
ダン・トラクテンバーグ監督は、『プレデター:最凶頂上決戦』と『バッドランド』を制作する以前から、複数の「プレデター」企画を考えていたことを明かしています。
その中には、まだ映像化されていない“3つ目のアイデア”もあるとされています。ただし、それがデクとティアの旅を直接描く『バッドランド2』なのか、別の時代や主人公を描く新作なのかは分かっていません。
監督は2026年のインタビューでも、今後のシリーズへの関与が終わったわけではなく、次に何をするか検討していると話しています。
つまり、新しい「プレデター」作品の構想は動いているものの、『バッドランド』の直接的な続編と決まったわけではないというのが、現在もっとも正確な状況です。
シュワルツェネッガーのダッチは戻ってくる?
初代『プレデター』でダッチを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーの復帰についても、監督や制作陣との話し合いが行われています。
シュワルツェネッガー本人も、将来の「プレデター」作品への参加に前向きな姿勢を見せています。ただし、現時点では出演契約や登場作品は正式発表されていません。
『バッドランド』は遠い未来の物語なので、実写のダッチをそのまま登場させるには工夫が必要です。別の時代を描く新作、回想、記録映像など、登場方法はいくつか考えられますが、ここから先はまだ予想の範囲です。
『エイリアン』との本格クロスオーバーは?
ウェイランド・ユタニ社とティアの登場によって、『エイリアン』との接点も以前よりはっきりしました。制作陣からも、将来のクロスオーバーを完全には否定しない発言が出ています。
ただし、新しい『エイリアンVS.プレデター』や、ゼノモーフが登場する『バッドランド』続編は正式発表されていません。
いきなり二つのシリーズを大きく交差させるより、まずはデクやティア、ヤウージャの文化をもう少し描いてほしいという気持ちもあります。せっかく生まれた新しい主人公たちなので、次の作品でも彼ら自身の物語を大切にしてほしいところです。
現在の結論
『プレデター:バッドランド2』は正式発表されていません。
ただし、シリーズ最高の興行成績、監督が持つ次回作の構想、シュワルツェネッガー復帰に向けた話し合いを考えると、新しい「プレデター」作品が作られる可能性は十分あります。
※続編に関する情報は2026年8月26日時点のものです。新作の製作、タイトル、公開日、キャストなどが正式発表された場合は更新します。
まとめ|『プレデター:バッドランド』が開いたシリーズの新章

『プレデター:バッドランド』は、シリーズで初めてプレデター自身を主人公にした完全新章です。
一族から追放された若き戦士デク、半身のアンドロイド・ティア、あらゆる生物が命を狙ってくる惑星ジェナ。これまで人間を追う側だったプレデターを、試練へ立ち向かう主人公に置き換えたことで、見慣れていたシリーズの景色が少し違って見えるようになりました。
本作は過去作品の主人公を引き継ぐ続編ではないため、シリーズを初めて観る人でも楽しめます。一方、ヤウージャの文化や狩りの掟、ウェイランド・ユタニ社の登場など、長年のファンが気になる要素もしっかり残されています。
具体的な年代は明かされていませんが、舞台は過去シリーズよりも遠い未来です。『エイリアン』との接点も生まれ、デクたちの物語だけでなく、「プレデター」シリーズ全体がこれからどこへ向かうのかも楽しみになりました。
『プレデター:バッドランド2』はまだ正式発表されていません。それでも、シリーズ最高の興行成績や制作陣の発言を見る限り、新しい「プレデター」作品へ続いていく可能性は十分ありそうです。
恐ろしい狩人だったプレデターを、ただ親しみやすい存在へ変えたわけではない。異質さや荒々しさを残したまま、観客がその背中を追いたくなる主人公にしたこと。それが、この作品のいちばん新しく、面白いところなのだと思います。
『プレデター:バッドランド』をもっと楽しみたい方へ
『プレデター:バッドランド』に関するFAQ

Q. 『プレデター:バッドランド』はシリーズ何作目ですか?
A. 「プレデター」本編の実写長編として数えると6作目です。2025年のアニメ映画『プレデター:最凶頂上決戦』も含める場合は7作目になります。
『エイリアンVS.プレデター』2作品まで含めるかによっても数え方が変わるため、公式では「シリーズ初、プレデターを主人公にした完全新章」と紹介されています。
Q. 入場者特典は何が配布されましたか?
A. 日本オリジナルの「デクのPETスタンド」が、2025年11月6日から数量限定で配布されました。対象はIMAX、Dolby Cinema、4D、ScreenX、ULTRA 4DXなどのプレミアムフォーマット鑑賞者です。
入場者特典の配布はすでに終了しています。
Q. 「エイリアン」シリーズとつながっていますか?
A. ティアがウェイランド・ユタニ社製のアンドロイドであるため、「エイリアン」との接点は明確にあります。
ただし、本作の年代や『エイリアン』本編との正確な前後関係は公表されておらず、ゼノモーフとプレデターが戦う本格的なクロスオーバー作品でもありません。
Q. 『プレデター:バッドランド2』はありますか?
A. 2026年8月26日時点で、直接的な続編となる『プレデター:バッドランド2』は正式発表されていません。
ダン・トラクテンバーグ監督は今後の「プレデター」企画を検討しており、シリーズ最高の興行成績も記録したため、新作が作られる可能性は十分あります。ただし、デクとティアが再登場するかは未定です。
Q. 過去シリーズを観ていなくても楽しめますか?
A. はい。本作から登場するデクとティアを中心とした独立性の高い物語なので、初めてでも楽しめます。
過去作を知っていると、ヤウージャの文化や装備、ウェイランド・ユタニ社とのつながりをより深く味わえますが、予習は必須ではありません。
Q. 『プレデター:バッドランド』は配信で観られますか?
A. 現在はDisney+で見放題配信されています。Amazon Prime VideoやDMM TV、Huluストアなどでは、単品レンタルも可能です。
最新の配信状況や料金は、以下の記事で比較しています。
『プレデター:バッドランド』はどこで見れる?Disney+見放題・レンタル配信まとめ
※続編や配信に関する情報は変更される場合があります。公式発表と各動画配信サービスの最新情報をご確認ください。
情報ソース・参考資料
本記事では、作品の基本情報、時系列、入場者特典、グッズ、続編の可能性について、20世紀スタジオやディズニー、メーカーなどの公式情報を中心に確認しています。
公開日や上映時間、映倫区分、商品価格などは各公式ページをもとに記載しています。一方、デクの成長やティアとの関係、作品から受け取った印象については、映画本編の描写をもとにした本記事独自の感想・考察です。
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20世紀スタジオ公式|作品情報
『プレデター:バッドランド』公式作品ページ
公開日、上映時間、監督、キャスト、公式あらすじなどを確認しています。
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映画倫理機構(映倫)
2025年10月の審査作品一覧
日本での映倫区分「G」と上映時間を確認しています。
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The Walt Disney Company|作品・世界観
How ‘Predator: Badlands’ Expands the Franchise
デク、ティア、カリスクの設定、ヤウージャ文化に関する監督の説明を確認しています。
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Disney公式プレス|デジタル版・特典映像
Predator: Badlands Digital Release
惑星ジェナ、ウェイランド・ユタニ社、シンセティック、デジタル版の特典内容を確認しています。
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20世紀スタジオ公式X|入場者特典
日本オリジナル「デクのPETスタンド」配布告知
特典の名称、対象フォーマット、配布条件を確認しています。
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NECA公式|7インチフィギュア
Ultimate Dek(Training Armor)
デクの7インチ可動フィギュアの価格、付属品、配送地域を確認しています。
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ホットトイズ公式|1/6スケールフィギュア
1/6スケールフィギュア デク
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デク&ティア
価格、発売予定時期、サイズ、付属品などを確認しています。
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The Walt Disney Company|興行成績
‘Predator: Badlands’ Sets Franchise Box Office Record
シリーズ最高の興行成績を記録したことを確認しています。
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Deadline|今後のシリーズ展開
続編・クロスオーバー・シュワルツェネッガー復帰に関する制作陣の発言
※本記事の公開情報、商品価格、発売予定、続編情報などは、2026年8月26日時点で確認した内容です。商品在庫や発売時期、今後の作品情報は変更される場合があります。各公式ページの最新情報をご確認ください。
※本記事では、公式に確認できる事実と、映画本編から読み取った感想・考察をできるだけ分けて記載しています。



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