映画を観終えたあと、不思議と「あの場所は、実際にはどこなんだろう」と気になることがあります。
登場人物が立っていた球場。家族と過ごした家。病と向き合った病室。
物語を追っているときには背景だった風景が、映画を見届けたあとになって、ひとつの記憶として浮かび上がってくる。
『栄光のバックホーム』は、そんなふうに“場所をたどりたくなる映画”のひとつです。
それも、この作品が描いているのが完全なフィクションではないからでしょう。
横田慎太郎さんという実在した野球選手がいて、実際に野球を続けた時間があり、家族や仲間と過ごした日々があった。
だから本作のロケ地を調べるときには、ひとつ大切なポイントがあります。
「横田慎太郎さん本人にゆかりのある場所」と、「映画『栄光のバックホーム』を撮影した場所」は、必ずしも同じではありません。
たとえば阪神甲子園球場は、横田さんの阪神時代の記憶と深く結びつく場所です。
一方、映画の主要な撮影は広島県福山市や岡山県内でも行われ、「奇跡のバックホーム」の場面は岡山県倉敷市の補助野球場で撮影されました。
実話の場所と、映画の場所。
その二つを分けながらたどっていくと、『栄光のバックホーム』という作品が、現実の人生をどのようにスクリーンへ移し替えたのかまで見えてきます。
この記事では、公式サイト、自治体・観光団体、フィルムコミッション、秋山純監督による制作記録などをもとに、主なロケ地・撮影場所を整理しました。
- 『栄光のバックホーム』ロケ地早見表|福山・岡山・甲子園を整理
- 阪神甲子園球場(兵庫)|背番号24の記憶が残る場所
- 広島県福山市|『栄光のバックホーム』のメインロケ地になった街
- 病院シーンのロケ地|福山・鞆藤井医院などで撮影
- 横田慎太郎の実家ロケ地|福山で見つかった“帰る場所”
- 野球シーンのロケ地|福山・岡山で撮影された球場
- 福山ロケ地モデルコース|半日で無理なく巡るなら
- 『栄光のバックホーム』ロケ地巡りのマナーと注意点
- 『栄光のバックホーム』ロケ地についてよくある質問
- まとめ|ロケ地を知ると、『栄光のバックホーム』がもう一度動き出す
- あわせて読みたい|『栄光のバックホーム』の場所から物語の奥へ
- 情報ソース・参考資料
『栄光のバックホーム』ロケ地早見表|福山・岡山・甲子園を整理
まずは主な場所を一覧で見てみましょう。
ポイントは、「実話ゆかりの地」と「映画ロケ地」を分けて見ることです。
| 場所 | エリア | 位置づけ | ポイント | 訪問 |
|---|---|---|---|---|
| 阪神甲子園球場 | 兵庫県西宮市 | 実話ゆかりの地 | 横田慎太郎さんの阪神時代の記憶と深く結びつく球場。2023年には「栄光の架橋」の大合唱も生まれた。 | ○ 試合・イベント日程を確認 |
| エブリイ福山市民球場 | 広島県福山市 | 映画ロケ地 | 野球に関わるシーンなどで使用された福山の主要ロケ地。 | △ 利用状況を確認 |
| 旧内海中学校跡 | 広島県福山市 | 映画ロケ地 | 福山市内の撮影地として公式に公表されている場所のひとつ。 | △ 公開・立入条件を確認 |
| 瀬戸内ローズフィールド | 広島県福山市 | 映画ロケ地 | ふくやまフィルムコミッションが公表している撮影地。 | △ 最新情報を確認 |
| ツネイシスタジアム | 広島県福山市 | 映画ロケ地 | 本作の福山ロケで使用された野球施設のひとつ。 | △ 利用・見学条件を確認 |
| 鞆藤井医院 | 広島県福山市 | 病院シーン | 慎太郎と母・まなみが病と向き合う病室場面などを撮影。 | 見学目的の立入りは控える |
| 横田家として使用された住宅 | 広島県福山市 | 実家シーン | 鹿児島の横田家として撮影。元阪神投手・江草仁貴さんの実家が使用された。 | 訪問非推奨 個人宅 |
| マスカットスタジアム | 岡山県倉敷市 | 映画ロケ地 | 劇中では京セラドーム大阪という設定で使用。 | ○ イベント等を確認 |
| 倉敷スポーツ公園・補助野球場 | 岡山県倉敷市 | 映画ロケ地 | 「奇跡のバックホーム」を撮影。約240人のエキストラが参加。 | ○〜△ 利用状況を確認 |
| TOKYO免疫統合医療クリニック | 東京都中央区・築地 | 病院シーン | クランクイン初日の撮影で使用された病院ロケ地のひとつ。 | 見学目的の立入りは控える |
※施設の公開状況・利用条件・見学可能範囲は変更される場合があります。訪問前に各施設や自治体等の最新情報をご確認ください。
阪神甲子園球場(兵庫)|背番号24の記憶が残る場所
|背番号24の記憶が残る場所.png)
『栄光のバックホーム』の物語をたどるなら、阪神甲子園球場は外せない場所です。
ただし、ここは映画の撮影地としてだけ捉えるのではなく、「横田慎太郎という阪神タイガースの選手を記憶する場所」として見たほうが、この作品との関係がわかりやすくなります。
| 場所 | 阪神甲子園球場 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県西宮市甲子園町1-82 |
| 最寄り駅 | 阪神電車「甲子園駅」 |
| 横田慎太郎さんとの関係 | 阪神時代の記憶、2023年の「栄光の架橋」大合唱など |
2023年、甲子園に響いた「栄光の架橋」
甲子園と横田さんの関係を語るうえで忘れにくいのが、2023年9月14日です。
阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めたこの日、9回のマウンドへ向かったのは、横田さんと同期入団の岩崎優投手でした。
その登板時に流れたのが、横田さんが現役時代に使用していた、ゆず「栄光の架橋」。
映画公式サイトでは、甲子園の約4万人の観客が横田さんへ向けてこの曲を大合唱したことが紹介されています。
横田さんが28歳で亡くなったのは、その約2か月前でした。
球場は、これから始まる試合のための場所です。
けれど、ときにはそこにいない人を、みんなで思い出す場所にもなる。
甲子園を訪れるなら、映画と同じ構図を探すだけではなく、背番号24を応援した人たちの記憶が今もこの球場と結びついていることにも、少し思いを向けてみたいところです。
訪問前に試合・イベント日程を確認
阪神甲子園球場は現在も使用されている現役の球場です。
訪問前には試合日程、イベント、入場可能エリアなどを公式情報で確認しておきましょう。
甲子園については、単なる「ロケ地」ではなく、横田慎太郎さんが阪神の背番号24として生きた時間につながる場所として訪ねる。その距離感が、この作品には似合っているように思います。
広島県福山市|『栄光のバックホーム』のメインロケ地になった街

『栄光のバックホーム』から阪神や関西の風景を思い浮かべる人は多いでしょう。
けれど映画制作の舞台をたどると、重要な土地として浮かび上がるのが広島県福山市です。
ふくやまフィルムコミッションによると、2024年に市内各地で撮影が行われ、旧内海中学校跡、エブリイ福山市民球場、瀬戸内ローズフィールド、ツネイシスタジアムなどがロケ地として使用されました。
「あしだ川花火大会」を含め、市内のさまざまな場所でも撮影が行われています。
つまり福山は、一つの場面だけを受け持った土地ではありません。
野球から家族の日常、病と向き合う時間まで。福山のさまざまな場所が、横田慎太郎さんの人生をスクリーンの中に描き出す風景として使われました。
現実には福山にある場所が、映画では別の土地として見えてくる。
ロケ地を知ると、「どこで撮ったのか」だけではなく、現実の風景をどう物語へ変えたのかまで見えてきます。
福山では公式ロケ地MAPも公開
福山観光コンベンション協会では、『栄光のバックホーム』福山市ロケ地MAPを公開しています。
実際に巡る場合は、SNSの情報だけではなく、まず公式MAPを起点にするのがおすすめです。
ただし、MAPに掲載されていることと、自由に見学できることは同じではありません。施設ごとの利用条件や立入可能範囲を確認して訪れましょう。
病院シーンのロケ地|福山・鞆藤井医院などで撮影
『栄光のバックホーム』で、野球場とはまったく違う時間が流れるのが病院の場面です。
野球場では、慎太郎の身体は走り、打ち、投げるために使われます。
けれど病院へ場所が変わると、同じ身体が今度は「自分に何が起きているのか」と向き合う対象になる。
この場所の切り替わりは、横田慎太郎という人物を「選手」だけではなく、ひとりの青年として見るうえでも重要です。
病室シーンは「鞆藤井医院」で撮影
秋山純監督の制作記録によると、慎太郎が入院・手術を経て、母・まなみと病に向き合っていく病室の場面は、広島県福山市の鞆藤井医院で撮影されました。
医院の一室を作品の病室として装飾し、医療監修・医療進行のスタッフも参加。画面に映る色紙や千羽鶴なども、美術によって準備されたことが紹介されています。
病室のリアリティは、俳優の演技だけで作られるものではありません。
ベッドの周囲に何が置かれているか。そこに何日も過ごした人の痕跡が感じられるか。
そうした細部が積み重なることで、背景だった病室が慎太郎と家族が時間を過ごす場所になっていきます。
東京・築地でも病院場面を撮影
なお、病院シーンのすべてが鞆藤井医院で撮影されたわけではありません。
監督の制作記録では、クランクイン初日に東京でも撮影が行われ、築地のTOKYO免疫統合医療クリニックがロケ地のひとつになったことが記されています。
観客には一つの病院としてつながって見える世界も、実際には複数のロケーションを組み合わせて作られている。
こうした“つなぎ方”も、ロケ地から映画を見る面白さです。
なお、いずれも医療施設です。ロケ地見学を目的とした院内への立入りは控え、患者さんやスタッフの利用を最優先にしてください。
横田慎太郎の実家ロケ地|福山で見つかった“帰る場所”
劇中で鹿児島の横田家として描かれる住宅も、実際には広島県福山市で撮影されています。
秋山純監督によると、制作側は大きなリビング、和室、子ども部屋、庭など、家族のさまざまな場面を撮影できる住宅を福山で探していました。
そして選ばれた家には、思いがけない阪神との縁がありました。
元阪神タイガース投手・江草仁貴さんの実家だったのです。
さらに慎太郎の部屋として使われたのも、かつて江草さんが使用していた部屋だったと監督は紹介しています。
鹿児島の横田家を描くために、福山で選ばれた一軒の家。
その家にもまた、阪神タイガースでプレーした選手の時間があった。
完成した映画だけでは見えない、ロケ地ならではのエピソードです。
「ホーム=家」というもう一つの見方
球場では、慎太郎は選手として見られます。
けれど家へ戻れば、そこにいるのは家族の中で育ったひとりの息子です。
だから私は、この作品で玄関やリビングが映るとき、野球場とは違う「ホーム」の意味が少し重なって見えます。
ホームベースへ戻ることを指す「バックホーム」と、人生の中で帰ってくる「ホーム=家」。
もちろん、それを制作側の明確な意図と断定することはできません。
それでもタイトルに「バックホーム」を持つ映画だからこそ、結果を残せなかった日にも、何者でもない自分に戻れる場所としての家に目を向けてみると、物語の別の輪郭が見えてきます。
なお、この住宅は個人宅です。本記事では詳しい所在地を掲載せず、訪問もおすすめしません。
ここは「行くためのロケ地」ではなく、映画の横田家がどう作られたのかを知るための場所として受け取るのがよいでしょう。
野球シーンのロケ地|福山・岡山で撮影された球場
『栄光のバックホーム』のロケ地を語るうえで、やはり外せないのが野球場です。
映画では、広島県福山市と岡山県倉敷市などの複数の球場を使いながら、横田慎太郎さんの野球人生がスクリーンの中に再構成されています。
エブリイ福山市民球場|福山を代表する野球ロケ地
福山市内で重要な野球ロケ地となったのが、エブリイ福山市民球場です。
ふくやまフィルムコミッションも、本作の撮影場所として同球場を公表しています。
野球映画では、打つ・投げるというプレーだけではなく、選手が守備位置へ向かう動き、ベンチ、スタンド、グラウンドの広がりまで含めて「試合」が作られます。
現地を訪れるなら、劇中と同じ構図だけではなく、映画のフレームに入りきらなかった球場全体の奥行きを見てみるのも面白いでしょう。
マスカットスタジアム|劇中では京セラドーム大阪として登場
岡山県倉敷市のマスカットスタジアムも、本作の重要な撮影地です。
岡山県公式観光サイトによると、ここは劇中で京セラドーム大阪という設定で使用されました。
つまり、映画の中で示されている場所と、実際にカメラが置かれた場所は違います。
現実の住所を持つ場所が、映画の中では別の住所を生きる。
このズレを知ったうえで作品を見返すと、ロケーション、構図、編集によって場所の印象が作られていることにも目が向くようになります。
倉敷スポーツ公園・補助野球場|「奇跡のバックホーム」の撮影場所

そして、本記事で最も押さえておきたいロケ地のひとつが、マスカットスタジアムに隣接する倉敷スポーツ公園・補助野球場です。
映画の大きな核となる「奇跡のバックホーム」の場面は、ここで撮影されました。
岡山県公式観光サイトによると、撮影には約240人のエキストラが参加しています。
秋山監督の制作記録には、実際に横田さんを応援した際の法被やタオルを持って参加した人がいたことも記されています。
映画は過去を再現するものです。
けれど、その過去を知る人、本当に横田さんを応援していた人まで同じ場所に集まり、もう一度あの瞬間を作った。
そう考えると、この場面には俳優とエキストラだけではなく、横田さんを記憶する人たちの時間まで重なっていたように感じます。
「奇跡のバックホーム」をもう一度見返したくなった方へ
撮影場所を知ったあとでは、グラウンドやスタンドの見え方も少し変わります。現在の配信・VOD情報はこちらでまとめています。
福山ロケ地モデルコース|半日で無理なく巡るなら
実際に『栄光のバックホーム』のロケ地を巡るなら、候補にしたいのが広島県福山市です。
市内には複数の撮影地がありますが、すべてを一度に回る必要はありません。
まず公式ロケ地MAPで位置関係を確認し、一般に利用できる場所を中心に選びましょう。
午後から巡る半日コースの一例
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13:00頃|福山駅周辺から出発
福山市内のロケ地は離れている場所もあるため、移動方法を事前に確認。効率を重視するなら車での移動が便利です。 -
13:30〜14:30頃|エブリイ福山市民球場
福山を代表する野球ロケ地へ。所在地は広島県福山市水呑町4748番地。施設の利用状況を確認したうえで訪れましょう。 -
15:00〜16:00頃|もう一つの公開ロケ地へ
当日の利用状況や移動時間に合わせ、ツネイシスタジアム、瀬戸内ローズフィールドなど、公式MAPに掲載された場所から一カ所を選ぶ程度がおすすめです。 -
16:30頃〜|無理に数を増やさず、福山の風景を楽しむ
学校、病院、個人宅などは「ロケ地MAPにある=自由に見学できる」という意味ではありません。立入りが適切でない場所は、制作背景を知るだけにしておきましょう。
3カ所を急いで撮影するより、一つの球場で「映画はこの場所をどう切り取ったのだろう」と考えてみる。
ロケ地巡りは、数を集める旅でなくてもいいと思います。
『栄光のバックホーム』ロケ地巡りのマナーと注意点
映画の中では物語の舞台だった場所も、現実では誰かが暮らし、働き、治療を受け、施設を利用している場所です。
作品を大切に思うからこそ、その土地の日常も大切にしたいところです。
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個人宅には訪問しない
撮影に使用された住宅でも、一般公開された観光施設とは限りません。住所の特定、敷地への立入り、玄関前での撮影などは避けましょう。 -
病院は医療施設であることを最優先にする
ロケ地見学だけを目的に院内へ入ったり、入口付近で長時間撮影したりすることは控えましょう。 -
学校・球場などは利用状況を確認する
大会、練習、授業、イベントなどが行われている場合があります。公式情報で立入可能な範囲を確認してください。 -
写真・SNS投稿ではプライバシーに配慮する
一般の方の顔、車のナンバー、住宅の表札など、個人を特定できる情報が写り込んでいないか確認しましょう。 -
路上駐車・長時間の滞在を避ける
周辺住民や施設利用者の通行を妨げないよう、指定された駐車場や公共交通機関を利用しましょう。
そして覚えておきたいのが、「行ける」と「行っていい」は同じではないということです。
個人宅や医療施設のように、場所を知るだけにしておく。
行かないことも、作品とその場所を大切にする選択のひとつです。
『栄光のバックホーム』ロケ地についてよくある質問
Q. 『栄光のバックホーム』の主なロケ地はどこですか?
映画の主要な撮影地として確認できるのは、広島県福山市と岡山県内です。福山市では旧内海中学校跡、エブリイ福山市民球場、瀬戸内ローズフィールド、ツネイシスタジアムなどが使用されています。岡山県倉敷市ではマスカットスタジアムや倉敷スポーツ公園・補助野球場で撮影が行われました。
Q. 「奇跡のバックホーム」のシーンはどこで撮影されましたか?
映画の「奇跡のバックホーム」の場面は、岡山県倉敷市の倉敷スポーツ公園・補助野球場で撮影されました。岡山県公式観光サイトによると、撮影には約240人のエキストラが参加しています。
Q. マスカットスタジアムは映画の中で何の球場として登場しますか?
岡山県倉敷市のマスカットスタジアムは、劇中では京セラドーム大阪という設定で使用されています。
Q. 甲子園球場は『栄光のバックホーム』とどんな関係がありますか?
阪神甲子園球場は、横田慎太郎さんが阪神タイガースの選手として生きた記憶と深く結びつく場所です。2023年9月14日の阪神リーグ優勝時には、横田さんが使用していた「栄光の架橋」が流れ、約4万人の観客による大合唱が生まれました。
Q. 横田慎太郎さんの実家シーンは鹿児島で撮影されたのですか?
劇中では鹿児島の横田家として描かれていますが、撮影に使われた住宅は広島県福山市にあります。秋山純監督の制作記録によると、元阪神タイガース投手・江草仁貴さんの実家が使用されました。個人宅のため、本記事では所在地の詳細を掲載していません。
Q. 福山のロケ地は実際に巡れますか?
一般に利用できる球場など、訪問可能な場所もあります。ふくやまフィルムコミッションから公式ロケ地MAPも公開されています。ただし、病院・学校・個人宅などは自由に見学できるとは限りません。各施設の最新情報とルールを確認してください。
まとめ|ロケ地を知ると、『栄光のバックホーム』がもう一度動き出す
『栄光のバックホーム』の場所をたどると、この映画がひとつの土地だけで作られた作品ではないことが見えてきます。
甲子園には、横田慎太郎さんが阪神の選手として生きた記憶がある。
福山には、その人生を映画として描くために選ばれた球場、病院、学校、家があります。
そして岡山・倉敷には、「奇跡のバックホーム」をもう一度スクリーンに刻んだグラウンドがあります。
実話の場所と、映画の場所。
その二つを分けて知ることが、この作品のロケ地をたどるうえで大切なポイントです。
ロケ地を知ったあとで映画を見返すと、それまで背景だったものが急に気になり始めます。
物語は変わっていないのに、こちらの視線だけが変わる。
私は、そこにロケ地を知る面白さがあると思っています。
甲子園では、横田慎太郎さんが生きた野球の記憶を。
福山では、その人生を映画にするために選ばれた風景を。
岡山では、「奇跡のバックホーム」をもう一度作り上げたグラウンドを。
すべての場所を訪れる必要はありません。
気になった球場をひとつ訪ねてもいい。個人宅や病院なら、撮影の背景を知るだけでもいい。
ロケ地とは、映画の続きを再現する場所というより、観終えた映画を自分の目でもう一度読み直せる場所。
『栄光のバックホーム』が心に残ったなら、自分がいちばん気になった場所から、その物語をもう一度たどってみてください。
情報ソース・参考資料
本記事では、『栄光のバックホーム』のロケ地・撮影場所について、映画公式サイト、自治体・観光団体、フィルムコミッション、秋山純監督による制作記録など、一次情報・公的情報を優先して確認しています。
-
映画『栄光のバックホーム』公式サイト|ABOUT
https://gaga.ne.jp/eikounobackhome/about/
作品概要、横田慎太郎さんの経歴、映画制作に関する基本情報を確認。 -
映画『栄光のバックホーム』公式サイト|NEWS
https://gaga.ne.jp/eikounobackhome/news/
福山市・岡山県内での撮影など、公式の撮影地情報を確認。 -
ふくやまフィルムコミッション|撮影支援実績
https://www.fukuyama-kanko.com/filmcommission/jiseki/
旧内海中学校跡、エブリイ福山市民球場、瀬戸内ローズフィールド、ツネイシスタジアムなど福山市内のロケ地を確認。 -
『栄光のバックホーム』福山市ロケ地MAP
https://www.fukuyama-kanko.com/information/detail.php?id=1268
福山市内の撮影場所・位置関係・ロケ地巡りに関する情報を確認。 -
岡山県公式観光サイト「岡山観光WEB」|『栄光のバックホーム』ロケ地特集
https://www.okayama-kanko.jp/feature/eikounobackhome/top
マスカットスタジアム、倉敷スポーツ公園・補助野球場、「奇跡のバックホーム」の撮影、エキストラ参加などを確認。 -
秋山純監督|『栄光のバックホーム』制作記録
福山市でメインロケをやりたい /
横田家ロケに関する制作記録 /
鞆藤井医院での病院撮影に関する制作記録
福山でのメインロケ、横田家として使用された住宅、鞆藤井医院での病室撮影など、制作現場とロケーション選定の背景を確認。 -
倉敷スポーツ公園・マスカットスタジアム
https://www.muscat.or.jp/
施設情報・アクセス等の確認に参照。
※映画の舞台設定と実際の撮影場所が異なる場合があります。本記事では、公式・公的資料で確認できない場所を推測のみでロケ地と断定しない方針で構成しています。場所の意味、映像表現、人物心理に関する記述は、公開情報を踏まえた本記事独自の評論・分析です。
※施設の公開状況、名称、利用条件、アクセス等は変更される場合があります。訪問前に各施設・自治体等の最新情報をご確認ください。個人宅・医療施設・学校への無断立入りや、施設利用者・地域住民の迷惑となる行為はお控えください。



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